Excelで家計簿を作る、といっても具体的にどんな感じ?
と思われる方のため、私が作成し、実際に使用している家計簿をサンプルとしてお見せいたします。
※まだあくまでも”自分用”にしか作成していませんので、テンプレート配布はいたしません。
いずれ、もっと整理した上で公開・配布できればと考えています。
Excel de 家計簿本編はこちら↓
主要シート説明
当ブログで紹介するExcel家計簿のメインとなるのは
- 勘定科目マスタ兼月次推移表
- 仕訳帳
- ダッシュボード
の3つのシートです。
それぞれの役割と使い方を見ていきましょう。
1.勘定科目マスタ兼月次推移表
2.仕訳帳
3.ダッシュボード
主要シート別使い方
勘定科目マスタ兼月次推移表
このシートは縦に勘定科目、横に月が並んでいます。
もともとは、使用する勘定科目を決めておくために「勘定科目マスタ」でしたが、プラスαで仕訳帳の数値を集計した月次推移表としても活用しています。
この表を見ることで各勘定科目の、毎月の集計金額を把握することができます。
また、仕訳で使用する科目を追加する際には、このシートの1列目に項目を追加していきます。
仕訳帳
このシートは、文字通り仕訳を入力していくシートです。
日付と勘定科目、金額、そしてメモとしての備考を記入していきます。
一番使用することの多いシートですね。
こうやって毎月の出費を事細かに記録していくのは一見大変そうではありますが、慣れてくるとそんなに手間でもなくなります。
特に登場回数の多い仕訳(食費/現金)などは毎回に通っていますので、コピー&ペーストで金額だけ変える、なんてこともできます。
ダッシュボード
3つのグラフで構成されているシートです。
今現在の状況を視覚的に把握するのに使います。
左がグラフは貸借対照表です。
資産と負債、純資産の金額と構成が分かるようになっています。
※サンプルでは金額を消していますが、実際に使用する際には金額を表示しています。
右上のグラフは収支バランスを示す円グラフです。
支出、税金及び社会保険、貯蓄(純収支)の金額と割合が表されています。
右下のグラフが支出の項目別金額を示した棒グラフです。
どの項目に一番お金を使っているのか、またその金額はいくらなのかが分かるようになっています。
実装マクロ
次に、Excel家計簿で実装しているマクロをいくつか紹介します。
ここで紹介しているもの以外にも、色々と実装していますが、追々ご紹介させていただければと思います。
仕訳表示月切り替え
仕訳帳の右上にちょこんとあるボタン、これは仕訳帳の表示月を切り替えるものです。
「当月表示」は10列目の月にフィルタをかけて今月分だけを表示するボタン
「年間表示」はフィルタを解除して全期間を表示するボタン
となっています。
地味なマクロではありますが、意外と活用機会の多いボタンです。
元帳出力
ダッシュボードから起動する元帳出力マクロは、勘定科目を指定することで、その勘定科目を使用した仕訳だけを抽出して一つのシートに出力してくれます。
項目別の支出金額を見て、「あれ、こんなにお金を使ったかな」と感じたら、このボタンから元帳を作成して明細を確認します。
以上、いかがでしたでしょうか。
あくまで、ここでお見せしているのは私が私用に作成し、使用しているExcel家計簿です。
皆さんが実際に作られるときには、色々と手を加えたり、あるいは重要でないところは手を抜いたりしてオリジナルなものを作成していただければ、より活用しやすいかと思います。
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